drupa 2024レポート(1)
国際・メディア産業展「drupa 2024」が5月28日(火)、ドイツのデュッセルドルフの見本市会場にて開幕しました。
当社は、16号館、ブースNo.E11に出展し、展示会テーマを「Assist Your Potential(技術力と創造力で、あなたの可能性を支援する)」とし、「パッケージ印刷のさらなる自動化」と「自動運転による商業印刷の生産性向上」をコンセプトとした展示、デモンストレーションを行いました。オンライン カジノ 仕組みブースには初日より全世界から大勢のお客様がお見えになり、当社の商品や技術力に高い注目が集まりました。
パッケージ印刷市場向けとして出品したB1サイズ薄厚兼用印刷機オンライン カジノ 仕組み 1060LX-6では、パッケージ印刷の連続運転による高い生産性と、スピーディなジョブチェンジを、ニスと特色を使った2種類の絵柄を切り替え紹介しました。全色同時刷版交換を行うサイマルチェンジャーと、印刷中に次ジョブの準備作業が並行して行える昇降式コーティングユニット、給紙自動ノンストップ装置の動作をライブカメラで上映。さらに、デリバリーシャッターによる連続運転機能や、厚紙搬送の高速安定性を高める機能を動画を交えて紹介し、1060LXモデルの生産性の高さを来場者にPRしました。
商業印刷市場向けに出品した菊全判8色片面・両面兼用オフセット印刷機970PF-8では、自動連続運転印刷を行うスマートアシストプリンティング機能を使った2ジョブの連続運転をLED-UV乾燥装置によるワンパス両面即乾印刷で行いました。用紙を抜き取らずに、品質検査/濃度管理/見当調整が自動で行える印刷品質管理システムPQS-Dを搭載し、PQS-Dと連動させた全数品質検査を行いました。稼働率向上とスキルレスオペレーションを実現する970PF-8の優れた特長を訴求し、大勢のお客様の関心を集めました。
展示コーナーでは、EB(Electron Beam:電子線)の技術を利用したEB乾燥システム(開発中)の提案を行いました。EB乾燥システムは、省エネルギーでしかも専用インキに溶剤や開始剤を使用しない環境にやさしいシステムで、パッケージ印刷市場からも注目を集めています。オンライン カジノ 仕組みブースでは、EB乾燥システムのモックアップ展示(商品の疑似的展示)を行い、スタッフによる説明を行いました。また、印刷工場のスマートファクトリー化に向けてオンライン カジノ 仕組みが提唱する、工場の生産機器をネットワーク接続するプレスインフォメーションクラウドの特長や、自動搬送ロボットAGVやロボットを活用した、印刷資材運搬の自動化を支援するワークフローの説明をパネルと動画で行いました。